A Life with a glass of wine

慌ただしい毎日でも1杯のワインがあれば。人生を豊かにしてくれるワインと日々の記録。

ランブルスコでアペ

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銘柄 Lambrusco Grasparossa di Castelverto “Vigneto Ciardini"

生産者 Creto Chiari

品種 Lambrusco Grasparossa

値段 1960円

 

微発泡で泡はきめ細か。

チェリーパープル、といったような濃厚な紫。

 

香りは甘く豊か。熟したブルーベリーやプラムの香り。りんごの芯のような香りもあり、赤い花の香りもある。

クリーミーで綺麗な印象。

酸は中程度からやや豊か、果実味は豊かでタンニンは中程度、少しざらつきを感じる。

ALC 11%

 

料理 サラミなどとアペリティーボに。ラグーパスタやシューマイ、焼き肉など。

   先生曰くキムチにも合う(!)

    →以前から作ってみたいキムチカルボナーラに合いそうな気がする。

 

マセラシオンカルボニク(MC)法を使っており、香りにその影響あり。

Creto Chiariはランブルスコ五本の指に数えられる良い造り手。

“Vigneto Ciardini"はその単一畑。

 

恥ずかしながらランブルスコにも偏見を持っておりましたが、またその偏見は打ち砕かれました。

パルマを中心としたエミリア地方はイタリア人も憧れる食の宝庫。パルミジャーノ、バルサミコ、生ハム、バターなど美味しくカロリーが高いものが多く、料理は必然的に重たくなるので軽やかな泡でさっぱりと流し込むのが地元のスタイルなんだそう。

軽い料理には軽いワイン、重い料理には重いワインと某試験で勉強したのですが、そんな風に決めつけなくてもいいのか・・まあ、そりゃそうかも、と納得。

 

イタリア人は夜が遅いので、仕事が終わった後の明るい夕方に、こんなワインを飲みつつ、サラミなど食べたりとアペリティーボでリラックスした後に、20時半くらいからさらなる夕食、というパターンが多い。

素敵な時間の流れ方だけど、それ続けたら胃にもたれて太るだろうなあ。

イタリアに行った時は美味しかったけど粉物も多くてなんか疲れたしなあ・・。

うーん、ひ弱な胃袋。18歳頃の胃袋帰ってこないかしら。

謎のプレミアムフライデーもあることだし(まあ、仕事上は全然関係ないのですが)、早く終われば金曜夜にでもアペしてみようかな。