A Life with a glass of wine

慌ただしい毎日でも1杯のワインがあれば。人生を豊かにしてくれるワインと日々の記録。

日々のワイン記録 3 サヴィニ・レ・ボーヌ エマニュエル・ルジェ 2013

先週末、神戸に遊びに行き、久々の友人たちと食事しました。
皆揃いも揃ってお酒も食事も大好きな人たち。
数えてみたら2日間で飲んだワインは15銘柄、日本酒は8銘柄・・。
いやいや、よく飲みました。
 
その中でも記憶に残るものを一つ。
場の雰囲気もあるのでメモを取るのは控えたのでざっくりとした記録ですが。
 
銘柄:サヴィニ・レ・ボーヌ  (注1)
生産者:エマニュエル・ルジェ(注2) 
生産年:2013
品種:ピノ・ノワール(注3)100%
 
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抜栓直後はまだかたい印象。
1時間程度で徐々に開く。
バラ、熟したラズベリーなどチャーミングな印象。
シナモンなど甘いスパイスの香りも感じられる。
ピュアで豊かな果実味。
タンニンは滑らかで穏やか、バランス良くエレガント。
華やかで透明感のあるワインでした。
 
ピュアな味わいなのはエマニュエル・ルジェ除梗100%で造っているのもあるのでしょうか。
 
ワインは視覚的に美しいところも好きです。
見て(視覚)、香り(嗅覚)、味わい(味覚、触覚)・・と五感を働かせて楽しむことができるところがワインの魅力の一つですよね。
 
注釈
注1 サヴィニ・レ・ボーヌ:フランス、ブルゴーニュ地方のワイン銘醸地、コート・ド・ボーヌ地区にある村名。
注2 エマニュエル・ルジェ:「ブルゴーニュの神様」とも言われる生産者アンリ・ジャイエの甥で後継者の一人
注3 ピノ・ノワール:黒ぶどうの品種名。色が淡く、渋みが弱く、酸が高めであり、しなやかで芯のある官能的なワインができると言われる。
 
注4 除梗:ワインの醸造時、収穫したブドウを果粒と果粒がついている小さな枝に分けること(梗:ブドウの果粒がついている小さな枝)。梗の持つ不快な香りや味がワインにつくことを防ぐ目的で行われる。ピュアな味わいになりやすい。除梗100%とは完全に果粒だけでそのワインを造ったということ。