ひと口を大切にする 五感を働かせる
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自分が口にするものを大切にすることは、自分を大切にすること。
見て(視覚)
香って(嗅覚)
味わって(味覚・口の中の触覚)
時には聴いて(聴覚)
そのように五感を働かせて食事とお酒を楽しむことは人生の至福の一つ。
プロの料理は当然素晴らしく、五感を刺激され、時には芸術ですらあります。
けれどそれはプロのお店に行かなければ感じられないものではありません。
そして、ゆっくり丁寧に料理をする暇がなければ感じられないものでもありません。
仕事で帰宅が遅くなったとき、たとえ作り置きや出来合いのものでも、お気に入りの器に盛り付けて好きなお酒の1杯でもあれば、五感を働かせてそのひと口を大切にできるような気がします。
慌ただしい毎日の中、少しでもそのような時間が持てれば本当に幸せ。
そのような思いから、料理もワインもまだまだひよっこですが、果敢に、そしてマイペースにこつこつと追求していくつもりです。
忙しいとつい忘れがちになる初心だけど、いつでも帰ってこれるようにここに記しておこうと思います。
日々のワイン記録 3 サヴィニ・レ・ボーヌ エマニュエル・ルジェ 2013
日々のワイン記録 2 ニュイ・サン・ジョルジュ クロ・ド・ラ・マレシャル ジャック・フレデリック・ミュニエ2014
日々のワイン記録 1 越後シャルドネ 2014
日々勉強
そうはいっても・・
ワインは以前から好きではあったけれど、長いことよくわからないままでした。
2年前からスクールに通い、昨年秋にようやく日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートを取得したばかりです。
試験を受ける前には、エキスパートをとったら何でもわかるのかも、そこに立ったら何が見えるんだろう・・と思っていました。
しかし取得した今、わかったことは
「ワインの世界の入り口にまさに今立っただけ」
軽く呆然としました(笑)
この世界、自分の知らないことだらけ、といい歳をして改めて実感。
まだまだ学ぶことばかり。
けれど、これまでワインを通して多くの感動や喜び、幸せを見つけることができました。多くの方に多くのことを教えていただきました。
学びの途中ではあるけれど、これからは頂いたものを少しずつでも自分の外の世界に表現していくことにチャレンジしてみたいと思います。
それがほんの少しでも、必要な方への分かち合いとなり喜びのお手伝いになれば、幸いです。